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雑談

パチンコ屋さんであった感動する話

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この千円は自分のパチスロ人生の中でも指折りの価値がある

今日、ニューパル打ってた時に隣にかなり年配の女性が座ってきた コインの貸出方法も分からない程の初心者でどうやって遊技するのかも分かっていなかった

すぐにボーナス当選したが目押しができない様で、代わり揃えた時に言われた

「ありがとう!初めて遊ぶからやり方が分からないのよ」

その歳になって初めて遊ぶのは珍しいと思って、なぜ遊技しようと思ったのか聞いたところ、「去年亡くなった夫がパチスロ好きでね。このカエルの台が楽しいとよく話を聞かされて、私も遊んでみようと思ったの。」と言われた

それから何時間か隣で遊技しながら、ボーナス当選の度に目押しを手伝っていた時に、ふっとこの人は楽しめているのか気になって尋ねてみると、「よく分からないけど、あの人と一緒に遊んでいる気になれて嬉しいのよ。」と言って満面の笑みを浮かべるのを見て自分も嬉しくなった。

そして、満足したのでヤメたいと言われて精算方法を伝えて、景品交換まで手伝って手続きが終わった時に「ありがとう!おかけでとても楽しい時間を過ごせたわ。お礼にこれを貰って。」と言われて1万円を差し出してきたので、それは受け取れない。代わりに旦那さんに何かお土産を買って供えて欲しいと言ったが、それでは納得出来ないので、せめてこれは受け取って欲しいと言われて、この千円を受け取った。

最後に「あなたが隣にいてくれたおかげで楽しい時間だったわ。あの人への土産話も出来たし、本当にありがとうね。」と言って帰って行った。

一緒に遊技する事で誰かを喜ばせる事が出来るとは思わなかった。

ただ遊んで得た金銭よりも、それは特別な価値を感じる。 本当にありがとうございました

ジャグラーよりニューパルの方が温かいエピソード多い気がする

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